今年の夏休みを無駄にしない5つのポイント

今年の夏休みは短い・・・

京都府内の小中学校の夏休み期間は、コロナウイルスの影響で短縮されます。
桂カレッジ近隣の市町村では・・・

京都市 8月1日~23日の23日間
向日市・長岡京市 8月5日~18日の14日間
大山崎町 8月8日~25日の18日間
となっており、大幅な短縮が特徴です。

しかし、在塾生からは「夏休み短い!」という不満の声は少なく(まだ気づいていないだけ?)、むしろ休校期間が長かったことから「もう休みはいらない」という声の方が多い印象を受けます。
そこで今年の夏休みが例年とどう違うのか、どう活用すべきなのかをまとめてみました!

今年の夏休みを無駄にしない5つのポイント

①夏休みの短さを逆手に取ろう!

例年のように1ヶ月以上ある夏休みなら、
「お盆が明けてから本気出す」
「前半は遊びまくる予定!」
などと考えてしまいがちですが、短い今年の夏休みではそうもいきません。
逆に「短いからこそ短期決戦、フルで有効活用する!」という考えにシフトすべきです。

②苦手対策には絶好の機会!

気づいている人は少ないと思いますが・・・現学年の内容を少ししか習っていない今は、前学年の復習ができる絶好の機会です。
例えば、現中学2年生の場合、夏休みは2年生内容の復習と9月以降の先取りが中心になりますが、今年は2年生内容をほとんど習っていないため、今年はたっぷり1年生内容の復習をすることができます
この機会を逃すと、次に1年生内容のまとまった復習ができるのは3年生の夏。約1年後です。その頃には1年生内容の記憶はかなり薄くなっているでしょう・・・
完全に忘れてしまう前に復習する、という基本を実践できるのが、今年の夏なのです!

③すでに今年は3ヶ月も休んでいるという事実!

3~5月は休校であったため、すでに今年は1年の1/4を自宅で過ごしていることになります。
さらに夏休みの1ヶ月をまったり過ごすと・・・4ヶ月間、つまり1年の1/3を無駄に過ごしたことになります。一度ついただらけグセはそうそう治りません。
また、6~7月の登校でせっかく普段通りの生活ができるようになったのに、夏休みで全てがリセットされてしまう可能性もあります。そうなったら9月の登校に対応できる体力と学力は無いものと自覚させた方が良いでしょう。

④休校時、自宅での自分を思い出そう

3ヶ月の休校期間、お子さんは何をしていたでしょうか。「毎日昼まで寝ていた」「朝方までずっとゲームをしていた」などの失敗談はありませんか?
「部活動が忙しくて勉強できない!」と普段は言い訳していたのに、いざ休校で部活動がなくなると勉強どころか子供が好きなことばかりしていたというケースもあるでしょう。
つまりは、誰かに管理・監督されなければ、勉強しようという気持ちすら起こらないのが一般的な子供の現状なのです。
子供の「家でも勉強できるし!」という主張は、まったくアテにならないことを、この際あらためて認識する必要がないでしょうか。

⑤コロナ休校は冬にもある可能性が!?

気温が上がると終息するのではないかと思われていたコロナウィルス。しかし7月中の流行状況からは、まだまだ終息には時間がかかるものと予想されます。
夏でこの状況なら、秋以降はいったいどうなってしまうのか・・・第2波による休校の可能性も、当然考えておかなければなりません。
もし再び休校となった場合、受験生にとっては大打撃!すでに公立高校入試では出題範囲が減らされていますが、どのような状況下でも確実に受験対策ができるようにするために、夏休みを活用する必要があります。


ここでご紹介した5つは代表的なものだけです。
今年の夏はいつもとは違うという認識を持たせるためにも、一度お子さんとじっくり話をするか、あるいはこの記事をお子さんに読ませた上で話し合ってみてはいかがでしょうか。


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