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中学生の定期テスト、基本的な対策は?数学・英語編

数学の対策 配点の低い基本問題、配点の高い応用問題がある。  応用問題ができないとかなり危険。20~30点を失うこともあるぞ! 基本問題は日常から練習しておく。そうすれば試験前に応用問題をする時間と余裕ができる。学校から試験対策としてもらうプリントは基本問題中心なので、そんなプリントは早めに終わらせてしまおう。そのプリントを完璧にしても、50点ほどしか取れないと思っておいた方がいい。 そしてテスト対策の練習問題の時も、必ず時間を気にしながら解くのだ。ゆっくり解くクセがついてしまうと、本番でもゆっくりでしか解けないぞ。「時間があれば解けたのに」という言い訳は「時間がたっぷりないと解けない」と言っているようなものだ。 英語の対策 教科書内容がカンペキでも高得点は難しい。  リスニングと英作文の配点が高い。初見の読解問題も出るぞ! まずは教科書の英文をまるまる覚えるぐらいに慣れておくこと。それだけで60点は確実に取れる。もちろん日本語もしっかり頭に入れておこう。ということは、教科書の英文などスラスラ訳せて当たり前なのだ。 また、最近はリスニングや英作文の割合が非常に多い。だから教科書の文法を使って自分で英文を作る練習が必要だ。習った文法を使って、自分でイチから文を作る練習をしておこう。教科書のすみっこに載っている英作文問題も活用するのだ。そうすれば90点以上は取れるようになる。 ~国語・理科・社会編につづく~

新中学1年生必見!定期テストの原則~後編~

定期テストに向けての対策 その5大原則~後編~ 原則その③ カバンには多くの用意を入れておく! こちらから渡したテキストや対策プリントを持ってこない、または1つの教科の用意しか持ってこない生徒がいる。 理由は「カバンが重くなるから」「今日はノートまとめだけするために自習に来たから」「学校に忘れた」などさまさまだが、そのような用意では臨機応変な学習ができない。こちらからの追加の指示もスムーズにできない。 小さなカバンで塾に来る生徒の成績は悪く、大きなカバンに用意を詰めこんで来る生徒の成績は良いのが現実だ 。  【つまり】必要か必要でないかはこちらが決める!カバンにはたくさん用意を詰め込んで来い!  原則その④ おくびょう者ぐらいがちょうどいい! テスト対策をしている時(特に実技教科)、「この楽譜がテストに出たらどうしよう?」「漢字指定されたら自分はヤバイなあ」など、ビビりながら解くことが大切だ。 難しいテスト問題を予想しながら学習することで、いろいろなパターンの出題に対応する力がつく 。 「自分はだいじょうぶだ!」と自信を持つことも大切だが、安心しすぎるのは良くない。おくびょうなくらいがちょうど良いのだ。 【つまり】あなたが、「出題されたらヤバイ」と思うものは何だ?いつもそれを思いうかべながら学習するのだ。  原則その⑤ きちんとした計画があってこそ効果がある! 計算系科目とちがい、暗記系科目には終わりがない。 覚える作業をいつまでも続けていると「気がついたら社会ばかりを3日連続でやってた」や、無意識に苦手教科を避けていて「明日の家庭科を何もしていない」なんてこともありうる。 試験の日から逆算して計画をたて、どの教科もバランスよく学習できるように配分しよう 。  【つまり】いきあたりばったりでは、良い科目と悪い科目がはっきり分かれる。バランスと計画が大切だ。 以上の5大原則をしっかり頭に入れて対策すれば高得点まちがいなしだ。 定期テストで試されるのは学力だけじゃない! あなたのきちょうめんさ、まじめさ、誠実さが試されているのだ。  

新中学1年生必見!定期テストの原則~前編~

定期テストに向けての対策 その5大原則~前編~ この春から新中学1年生の皆さんにとって、気をつけてほしいものと言えばやはり定期テストの存在。小学校までのテストとは内容、形式、難易度は段違いです。 そこで定期テストに向けて特に気をつけたいポイントを5大原則としてまとめました! 原則その① 定期テストとは情報戦だ! テスト範囲表はもちろんのこと、表に載っていないことで何が出題されるのかを知っておくことが最大の攻略法だ。 例えば、同じ中学の同じクラスにいるAくんとBくんでは、Aくんは「このプリントから20点分出る」と知っているのに、Bくんは先生の話をあまり聞いていなくて「そんなの知らない」という場合がある。 より多くの情報を知っている者が、より多くの得点を取るのだ 。情報を集めることが出来るのはあなただけで、それは他人には出来ないことだ。 【つまり】先生が話したテスト範囲の情報はしっかりメモしよう。「知らなかった」ではすまされない。  原則その② 学校のノートやプリントの役割は大きい! 金曜の夕方塾に来て「教科書やノートは全部学校に置いてきた」という生徒がまれにいる(入会直後の生徒で)。 そんな生徒は土曜・日曜いったいどうするつもりなのか?もちろん塾には練習問題ができる教科書準拠のテキストが山ほどある。 しかし学校の先生の出題傾向やクセはノートやプリントから読み取るしかない 。それらが無ければ、塾側からの指示もおおざっぱなものになってしまう。学校で使っているものは全て講師に見せるようにしよう。 【つまり】テスト週間が始まる前に、全てのプリントや解答があるか確認しよう。ない場合はすぐにそろえよう。 後半につづきます!

学年末試験は中止?延期?

桂カレッジ近辺の府立高校では・・・ 洛西高校、桂高校では延期して実施! 洛西高校では当初3月13日(金)までだった臨時休校を、19日(木)まで延長するとの発表がありました。 ただ、 16日~19日、25日は登校日とし、17日~19日の3日間で学年末考査が実施されます 。 洛西高校お知らせページ 桂高校では、同様に19日(木)まで臨時休校とし、 16~18日、23日は登校日とし、16~18日の3日間で学年末考査が実施されます 。 桂高校お知らせページ とある学校では2月末の時点、生徒間で「中止だ!」とのウワサが広まっていましたが、ここにきてまさかの延期して実施! 前代未聞で超変則的なこの展開、無事に乗り越えていきましょう!

絶対にやってはいけない!15の間違った自習法 ⑬~⑮

あなたの自習法は大丈夫?いよいよ最終回! 間違い⑬ 土曜、日曜の時間をあてにする 「土曜、日曜はたっぷり時間があるから、平日はほどほどにやっておこう」は危険な考え。 平日で頑張れなかったのに、自由時間と誘惑の多い土曜と日曜に頑張れるはずがない 。逆に「せっかくの日曜なのになんで勉強しなくちゃいけないの!」とイライラしてしまいがちだ。そしておもしろいことに、勉強ができない生徒は「金曜の夜は全く勉強しない」。おそらく土曜、日曜に勉強するから金曜の夜を休息日と考えているのだろうが・・・そのような心構えで成功するはずがない。同様に徹夜に頼るのも良くない。もし土曜、日曜、徹夜の勉強に失敗したら、もう取り返しがつかないぞ。平日こそ有効に使うべきなのだ。 間違い⑭ 自分の部屋で、ひとりで勉強する 「ひとりのほうが集中できる」は勉強が大好きな人のセリフ。マンガ・ゲーム・スマホ・ふとんがある自分の部屋で勉強が出来るほどの精神力の持ち主はめったにいない。特に最近ではスマホやタブレットで 「1日1話無料で読めるマンガ」のアプリ (複数のマンガ作品が読めるので1日1話でも合計10話以上になることも)、 「午後3時から5時まで限定イベント!」などのゲームの影響は大きい 。理想は大人の目が届き、勉強道具しかない静かな場所。リビング・塾・図書館・学校の自習室などを活用しよう。誘惑を断ち切る精神力がないなら、自分を「勉強しかできない場所」へと閉じ込めろ! 間違い⑮ 初めから自分のやり方(我流)で突き進む だれにでも「自分なりのやり方」がある。 しかしそのやり方が本当に正しいのか確かめる機会が必要だ 。まずは講師のアドバイスを聞き、いろいろな人の勉強方法を見て、それをマネして、そのあとに自分にぴったりのやり方を決めよう。スポーツを思い浮かべてみるといい。初めは上手な友人や兄弟を参考にし、憧れのプロ選手のマネ(動きや使っている道具など)をするはずだ。初めから自分のやり方だけにこだわっていては、勉強もスポーツも上達などしない。 おわりに おとなから見れば「本当にこんな勉強方法をしている子供がいるのか?」と驚かれるかもしれませんが、入会後に生徒と接してみると、 かなりの生徒が「絶対にやってはいけない!15の間違った自習法」を複数個、実践しています 。 もちろん

絶対にやってはいけない!15の間違った自習法 ⑩~⑫

あなたの自習法は大丈夫? 間違い⑩ 1日に何教科も勉強する 平日(学校から帰宅後)の科目数の限界は1日1~2教科。土日で各3~4教科。学校の授業と同じように1時間ごとに教科を変えていては、広く浅い学習となりほとんど身につかない。 1つの教科に最低2~3時間のまとまった時間が必要だ 。「気分転換にちょっと他の教科をしようかな」という生徒が多いが、そもそも気分転換という軽いノリで始めた教科が身につくはずがない。 間違い⑪ 問題を1回だけ解いて満足する 問題集などで解けない問題があるとしよう。あきらめて解答を見て「ああ、そうやって解くんだ」と納得し、赤ペンで式と答えを書いて終了・・・。 そんな生徒は全く同じ問題がテストに出ても100%解けない 。1回目で解けなかったのは仕方ないとして、2回目以降を自力で解いてみるべきなのだ。何にも頼らずに解けて、初めてその問題をやりきったのだと思うこと。つまり問題集は同じ問題でも2周やるべし! 間違い⑫ 何ページもまとめて最後に丸付けをする 勉強できない生徒のほぼ全員がやってしまうこの行為。問題集は最低でも大問ごと、不安ならその小問ごとに丸つけをしていこう。丸つけを後回しにすると、問題の内容そのものを忘れてしまう。「そもそもこの問題、どんな内容だったっけ?」と思い出す時間がもったいなく、良いことがひとつも無い。また問題集は「問題1の応用が問題2」という構成が多い。当然、問題1が間違っているのに気づかず問題2をしても正解するはずがない。 こんなことをしていたら同じタイプの問題に何度もまちがうことになるぞ !

絶対にやってはいけない!15の間違った自習法 ⑦~⑨

あなたの自習法は大丈夫? 間違い⑦ 制限時間を気にしないで練習問題を解く テスト対策の学習と、実際のテストの大きな違いは「制限時間があるかないか」だ。だからゆっくり時間をかけて解いて正解できても、 本番の試験ではあっという間に時間切れになり、「テストの後半は白紙」などの失敗につながる 。「この問題は20問だから、10分で解く!」などの目標を自分で設定するのだ。過去問題をする時も同じ。時間をかければ、誰だって正解できる。制限時間内に解けるスピードが大切なのだ。 間違い⑧ テレビを見ながら、音楽を聴きながらする たまに「テレビを見ながらでもはかどるもんね!」という生徒がいるが、それはただの思い込み。本当は「テレビを見なければ、もっとはかどっていた」のだ。 嫌な試験勉強を別のことでごまかしているにすぎない 。また「音楽があるほうが集中できる」という生徒も、ただ好きなアーティストの音楽を聴きたいだけの言い訳だ。確かにヒーリングミュージックは暗記などの作業に効果があるという説もあるが、生徒が聴くのは決まって好きなアーティストの曲だ。きみは試験中にその曲が流れているほうが集中できるのか? 間違い⑨ 試験直前に配布されたプリントを丸暗記する 授業が上手でない先生ほど、「これさえ覚えれば60点は取れるぞ!」というプリントをテスト前に配る。勉強が出来ない生徒ほど、そのプリントを直前に必死で覚える。 短時間で覚えたものは短時間で忘れてしまうので、試験後はゼロの状態に戻る 。だからいつまでたってもその教科を理解できない。また他の生徒も同様に覚えてくるので、試験結果が平均点を上回ることは難しい。暗記以外の練習と、テスト後の復習が必要だ。

絶対にやってはいけない!15の間違った自習法 ④~⑥

あなたの自習法は大丈夫? 間違い④ 単語カードを作るだけ 練習用のマスを作るだけ たいていの生徒は、単語カードを作ってもそれを使って暗記するのは2~3回。試験が終われば2度と使うことはないだろう。 作ったことに満足し、最悪まったく使わない生徒も多い 。それに時間をかけるなら、塾の先生が用意した練習プリントにひたすら何度も書いて覚えよう。しかももの勉強法は一極極集中になりやすく、「時間をかけて単語カード作った社会は80点だけど、理科は時間がなかったから50点」などのアンバランスに陥りやすい。同様に「漢字練習のために定規で時間をかけてマスをつくる」も最悪。「まずは用意から始めなきゃ」とあせりだした生徒がしやすい間違った努力の代表だ。 間違い⑤ 終了の条件を決めないで取りかかる 「問題集の20ページまでやる」「5時までやる」などの終了条件を決めないと、やる気はおきない。「いつまでやったらいいんだ・・・」という 不安とストレスで勉強の効果はガタ落ちする 。1時間机に向かっているのに、やる気が出ずに進んだのは問題集3ページのみ…などの最悪の事態となりやすい。「100~600mぐらいとりあえずがんばって走れ」と「100mがんばって走れ」と言われるのでは、全力で走るのはどっちだ? 間違い⑥ まとまった休憩をとる 基本的に自習や家庭学習で休憩は不要。軽食などは必要な時に短時間で済ませばいい。休憩すると「3時から再開しよう」⇒「やっぱり3時15分からにしよう」⇒「15分はキリが悪いから3時半から」⇒「もう4時でいいや」という 地獄のループをくり返すことになる 。また休憩することで高まった集中力がゼロにリセットされる可能性が高く、そうなるぐらいなら休憩しないで疲れるほうがまし。

絶対にやってはいけない!15の間違った自習法 ①~③

あなたの自習法は大丈夫? 中学生になると、自習をする機会が増えてくるもの。しかし正しい自習法を知っている生徒は意外と少ないものです。高校生でも、間違った自習法を堂々としている生徒も・・・間違った方法で突き進んでしまわないよう、自分の自習法を見直しておこう! 間違い① ひたすら教科書や参考書、ノートを読むだけ もちろん教科書を読みこむことは大切だが、読むだけで頭に入るならば授業も練習問題もいらないはず。 勉強した気にだけなって、実際は何も覚えていない 。教科書を読んで内容を確認したあと、本当に覚えているか、練習問題などで確かめることが大切だ。教科書に蛍光ペンで線を引きまくる生徒ほど試験結果もイマイチ。「試験勉強はいやだけど、とりあえず何かするか」という生徒がしやすい最悪の勉強法。 間違い② 試験直前になってノートまとめをする ノートまとめは本来試験1週間以上前に終わらせておくべきこと。提出期限があるからといって、直前になってノートをまとめると、時間がかかる割に少ししか学習できない。色ペン・まとめる方法などを考えるうちにあっという間に時間が過ぎる。 おまけに試験後「あんなに頑張ったのに、点数が悪い・・・」と落ち込む原因となる 。特に女子生徒がやってしまいがちな致命的ミス。試験直前は問題を解くことが優先だ。 間違い③ 教科書の図をそのままノートに書き写す そんなことする生徒がいるのか?と思う人もいるだろうが、実際にいるから驚きだ。特に理科で、何十分もかけて教科書の図をそのままそっくりにノートに描き写そうとする生徒がいる。顕微鏡の絵をノートにそっくりに描くなど、 ただ絵に時間がかかるだけで時間の使い方としては最悪だ 。ノート提出で評価をあげるためだとしても、学校の先生からすれば「誰にでもできること」「図を描いてページを埋めようとしている」と判断され、いい評価はもらえない。特に絵を描くことが好きな生徒がしやすいぞ。

新学年に向けて、春休みはいったい何をすればいい?

第1回定期テストは1年間の中で最も点数が取れる!ここで十分な点を取って戦略的に攻めよう! 経験上すでに知っている生徒も多いとは思いますが、5~6月に実施される第1回定期テストは、1年間の中で最も点数が取りやすいテストです。以下に第1回定期テストがなぜ点を取りやすいのか、主な特徴をまとめてみました。 第1回定期テスト、他と違う3つのポイント 1.学年初めは、どの教科も基礎的な内容が多い。特に数学はどの学年も基礎問題が大半を占める。 教科書の初めの単元は、どの教科も基礎的で難易度の低いものが大半です。したがってテストの難易度も低くなる傾向があります。もちろん、教科書のページが進むにつれ(後半の定期テストになるにつれ)、難易度はぐいぐい上がってきますよ。 2.始業式・入学式から第1回テストまでは、実質1ヶ月! 試験範囲がかなり狭い。 年5回定期テストを実施する学校は、第1回テストが5月下旬。その期間にはゴールデンウィークがあり、その他の土・日曜も除くと学校の授業日数はたった30日ほど。そのため試験範囲は他の回のテストに比べて狭くなり、生徒にとっては対策しやすくなります。 3.実技教科のテストがないため、主要5教科だけに全力を注ぐことができる。 第1回定期テストには実技教科テストが実施されない、もしくは1教科のみという学校が大半。そのため実技教科の暗記作業に大量の時間を取られることがなく、余裕を持って5教科の対策を進められます。これは生徒にとってかなり有利な条件です。 これは裏を返せば、 第2回以降のテストは難易度も上がり、テスト範囲も広く、実技教科のテスト対策もしなければならないということ 。つまり第1回定期テストで高得点を取っておけば、たとえ第2回定期テストで多少点数が伸び悩んでも、評定で4や5を取りやすくなるのです。 取れる可能性の高い時にしっかり得点しておく、という戦略的な対策を進めていくことが重要なのです 。 春休みは他の長期休暇と比べ、年度の節目であることから宿題もほとんど無く、「やることがない」と感じる生徒も多いものです。しかし学校再開後の新学期は、学校に慣れないため学習が不安定になりがちな時期です。新学年で出遅れずに他の生徒に差をつけるためにも、この春休みに新学年の学習内容をどんどん先取りして、有効活用していきましょう。