絶対にやってはいけない!15の間違った自習法 ⑦~⑨

あなたの自習法は大丈夫?

間違い⑦ 制限時間を気にしないで練習問題を解く

テスト対策の学習と、実際のテストの大きな違いは「制限時間があるかないか」だ。だからゆっくり時間をかけて解いて正解できても、本番の試験ではあっという間に時間切れになり、「テストの後半は白紙」などの失敗につながる。「この問題は20問だから、10分で解く!」などの目標を自分で設定するのだ。過去問題をする時も同じ。時間をかければ、誰だって正解できる。制限時間内に解けるスピードが大切なのだ。

間違い⑧ テレビを見ながら、音楽を聴きながらする

たまに「テレビを見ながらでもはかどるもんね!」という生徒がいるが、それはただの思い込み。本当は「テレビを見なければ、もっとはかどっていた」のだ。嫌な試験勉強を別のことでごまかしているにすぎない。また「音楽があるほうが集中できる」という生徒も、ただ好きなアーティストの音楽を聴きたいだけの言い訳だ。確かにヒーリングミュージックは暗記などの作業に効果があるという説もあるが、生徒が聴くのは決まって好きなアーティストの曲だ。きみは試験中にその曲が流れているほうが集中できるのか?

間違い⑨ 試験直前に配布されたプリントを丸暗記する

授業が上手でない先生ほど、「これさえ覚えれば60点は取れるぞ!」というプリントをテスト前に配る。勉強が出来ない生徒ほど、そのプリントを直前に必死で覚える。短時間で覚えたものは短時間で忘れてしまうので、試験後はゼロの状態に戻る。だからいつまでたってもその教科を理解できない。また他の生徒も同様に覚えてくるので、試験結果が平均点を上回ることは難しい。暗記以外の練習と、テスト後の復習が必要だ。



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