新学年に向けて、春休みはいったい何をすればいい?

第1回定期テストは1年間の中で最も点数が取れる!ここで十分な点を取って戦略的に攻めよう!

経験上すでに知っている生徒も多いとは思いますが、5~6月に実施される第1回定期テストは、1年間の中で最も点数が取りやすいテストです。以下に第1回定期テストがなぜ点を取りやすいのか、主な特徴をまとめてみました。

第1回定期テスト、他と違う3つのポイント

1.学年初めは、どの教科も基礎的な内容が多い。特に数学はどの学年も基礎問題が大半を占める。

教科書の初めの単元は、どの教科も基礎的で難易度の低いものが大半です。したがってテストの難易度も低くなる傾向があります。もちろん、教科書のページが進むにつれ(後半の定期テストになるにつれ)、難易度はぐいぐい上がってきますよ。

2.始業式・入学式から第1回テストまでは、実質1ヶ月! 試験範囲がかなり狭い。

年5回定期テストを実施する学校は、第1回テストが5月下旬。その期間にはゴールデンウィークがあり、その他の土・日曜も除くと学校の授業日数はたった30日ほど。そのため試験範囲は他の回のテストに比べて狭くなり、生徒にとっては対策しやすくなります。

3.実技教科のテストがないため、主要5教科だけに全力を注ぐことができる。

第1回定期テストには実技教科テストが実施されない、もしくは1教科のみという学校が大半。そのため実技教科の暗記作業に大量の時間を取られることがなく、余裕を持って5教科の対策を進められます。これは生徒にとってかなり有利な条件です。

これは裏を返せば、第2回以降のテストは難易度も上がり、テスト範囲も広く、実技教科のテスト対策もしなければならないということ。つまり第1回定期テストで高得点を取っておけば、たとえ第2回定期テストで多少点数が伸び悩んでも、評定で4や5を取りやすくなるのです。取れる可能性の高い時にしっかり得点しておく、という戦略的な対策を進めていくことが重要なのです
春休みは他の長期休暇と比べ、年度の節目であることから宿題もほとんど無く、「やることがない」と感じる生徒も多いものです。しかし学校再開後の新学期は、学校に慣れないため学習が不安定になりがちな時期です。新学年で出遅れずに他の生徒に差をつけるためにも、この春休みに新学年の学習内容をどんどん先取りして、有効活用していきましょう。

【結論】結論:初めがダメだと1年間引きずってしまう。初めのテストで高得点を取って、勢いをつけよう!




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